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出雲大社&北島国造館W奉納演奏

今年で2年目になるクリスタルボウルの奉納演奏。

昨年度は、バイオリニストのKeijiくんと4週間前に出会って
その後、初ライブの後、10日後に奉納演奏&コンサートをご一緒するという
不思議な急ピッチな流れでの演奏でしたが、、、、
今年も偶然の出会いで、3週間前にアリス九號.のギタリスト、HIROTOさんと出会い
急遽、ジョインするという形で演奏をさせていただきました。

昨年度は、右も左もわからない中での奉納演奏でしたが
今年は二度目ということもあって、
クリスタルボウルでの演奏の可能性を広げるため、
『クリスタルボウル・オーケストラ』を編成し、何度もオンラインにて練習を重ねて、土台となる音をクリスタルボウルで編成するというトライをしました。

結果、基礎となる音にブレがない状態で、二度目の演奏となるバイオリンのKeijiくんをはじめ、HIROTOさんのギター、Wataruくんのサックスが音を奏でて重ね合うハーモニーが、非常に美しい演奏ができたと思います。

何度も音をシュミレーションして、ボウルを入れ替えたり、音を外したり、追加したりしていく作業は、トゥルートーンのクリスタルボウルを潤沢に常にセレクトし続けているMAMMA MIA HARUNAだからこそ、チャレンジできること。

即興演奏を聞いて、拝殿で涙を流してくださる参列者様がたくさんいらっしゃって、こちらも終わった後、胸が熱くなりました。
(演奏している時は、神様に向かっているせいか、わたしの感覚は『空(無)』となって音を降ろしている感じなので、感情が湧いてくる感じではないんですが。。。。)

北島国造館は、窓を開けた開放的な空気の中で演奏するため
お庭にいる鳥のさえずりと共鳴する感じで。。。
まるで自然の中で演奏しているかのような感覚になります。

出雲大社の拝殿のほうは、本当になんというか『神聖な場』の氣を感じ、凛とした独特の空氣の中で、少し温度がひやり。。。とする場なのです。(夏なのでエアコンがかかっていますが、秋に演奏したときのほうが、より「ひんやりとした神聖な氣」の変化を感じやすかったです)

奉納演奏は、神様の前で「演奏させていただく」機会なので、
お店が主体となって機会を作り、アーティストの後ろで拝殿にてご一緒いただく参列者の方から参拝金を集め、玉串料としてお納めします。

そのため、仕事としての演奏ではなく、神様に捧げる祈りとしての演奏でもあり
同席してくださる方と共鳴するために奏でる音楽でもあるのです。

演奏をした人間にしかわからない独特の緊張感と音の響きの中でのパフォーマンスは、参加者にとって、おそらくとても良き体験となったことでしょう。

クリスタルボウルで奏でる音楽の可能性を、これからも追求していきたいと感じる1日でした。

来年もまた、この体験をさらに進化させて、
生徒さんに体験していただけるように精進していきます。

photo by インテツ

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